吃音改善のグループカウンセリング    ***廣瀬カウンセリング東京ブログ***     『ひろせカフェ』

廣瀬カウンセリング東京ではどもり(吃音)の改善を目指したグループカウンリングを開催中です。
無料見学は随時募集中。
申込は下のリンクにある公式HPからメールでお願いします

カテゴリ: nuku-nuku

nuku nukuです。

 ここのところ思うのですが、廣瀬先生がご逝去されたのが確か2014年、その後はくーじいさんが廣瀬先生の代わりのような存在として廣瀬教室を引っ張って来てくれました。本当に感謝しかありません。
コロナ禍の困難も乗り越えて、今年になって東京言友会からの独立をしてこれからの時に、くーじいさんと修了生を牽引するO9さんまでも海外赴任となりました。
 今は廣瀬教室の大きな試練の時かもしれません。
 しかし、東京言友会からの独立にあたっても長く準備をして、皆で話し合い考えをまとめて乗り越えて来ました。見やすく刷新したホームページへの差し替えもあと少しだし、廣瀬教室の告知や会員獲得の為の対策もあの手この手を考えて実行しています。
 くーじいさんからのメールにもありましたが、これからは修了生が教室を引っ張るような形が理想だと思っています。修了生は今まではどちらかいうと観客として見ていた方ですが、一緒にフィールドに入ってもらい、新しい方や見学者に対して手を差し伸べて一緒にフィールドに立てるよう力を貸してもらえたら助かります。
  よくピンチをチャンスに変える、という言葉を聞きます。今の皆さんにはその力は十分あると思います。共にチャンスを活かして頑張っていきましょう!
    このエントリーをはてなブックマークに追加

 こんにちは、nuku-nukuです。先週の日曜によこはま言友会の川崎例会に参加してきました。
 その際の担当者は元廣瀬カウンセラーの馬田さんで、「成人の吃音者への心理的支援、ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)の理論と実践。」についてのお話しでした(実名はご本人の許可を得ています)。
 ACTとは、アクセプタンス(その瞬間の自分の中にあるありのままの思考や気持ちを受容)して、コミットメント(自分自身が大切にしたい価値に向かって行動パターンを作り上げる)ことです。マインドフルネスとも併せてわかりやすく説明してくれました。
 あれ?これって日頃、廣瀬カウンセリングでやっている事に近いじゃんって思いました。廣瀬では吃音が出るときに身体の中で起こっていることを正しく感じることを実践しています。1人では気づけなかった事もグループカウンセリングだからこその気づきもあります。
 また、自分に対してまっすぐに正しく向き合えるようになると、相手に対しても自分のことのように真摯に向き合えるようになり、仲間の気づきや改善が自分の事のようにうれしくなります。これが廣瀬での価値になるのかなと思いました。
 馬田さん、先日は聞き慣れない言葉もわかりやすく説明して頂き勉強になりました。ありがとうございました。
    このエントリーをはてなブックマークに追加

nuku-nukuです。最近、見学された方から、廣瀬で教わった事を実際試してみたら吃音が悪化した、との事を聞きました。以前からそういった事は聞きます。それを聞くと辛いのですが、なぜなのでしょう。
 廣瀬教室ではよく、教室では皆吃音の集まりなのだから吃って身体の中の事を感じてみましょうと言います。今までの自分は吃音を隠そうと言い換えしたり、えーとかあのを付けて話しやすくしていたので、それらのクセをやめて話したらきっとたくさんどもるでしょう。そんな自分が嫌になるかもしれません。
 でも素の自分が少しずつ見えてきます。早口になっていたな、口や肩に力が入っていたなとか感じられると思います。何か原因(刺激)があるから肩に力が入る(反応)。
自分の事を少し上の方から客観的に見れるようになると、今まで自分はダメだなと思っていたのが、単なる現象じゃんと思えるようになる。少しずつだけど。
 そんな簡単な事ではないかもしれないけれど、自分を信じて仲間と一緒に良くなっていきたいですね。
    このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、nuku-nukuです。
3月4日は教室があって、大きな決め事をしました。会として考えを一つにまとめるのは大変なこと。
でも今の運営メンバーが中心となって打合せを重ね、色々考えがある中で一つの結論にまとめる事が出来ました。これこそ、意欲、感情、情緒などの前頭葉が活発に動いて側頭葉的理解を乗り越えたのだと思います。皆其々の意見を出し合い、お互いを尊重して相手を思いやり、目指すべき目標に進む。これが実践出来ましたね!
 ただ皆の全ての考えを入れ込めた訳ではありません。今回聞いた皆の考えを思いつつ、これからも良い教室になるよう頑張っていきたいですね。
    このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは、nuku-nukuです。

新年明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願いいたします

 今日は巣鴨の会館ではなく、京橋にある京橋プラザ区民館で教室を行いました。新しく使った会場ならではの新鮮感がありました!しばらくはこの会館を使う事が多くなると思うので、ご参加の方は会場の確認をお願いします。

 今回も自分の吃音改善の為に、どういうことをしたらいいか。吃音の為に余計なことを色々しているけど、しないとどうなるの?などを話し合い、体験をしてもらいました。
 やっぱり自分の身体の中の事は自分に聞かないとわからないですよね!
 そんな地道な、自分のどもりに向き合う事をしています。遠回りに思える事が近道のこともあります!

今年もよろしくお願いします。

 
    このエントリーをはてなブックマークに追加

 先週の土日で、よこはま言友会の全国大会ワークショップに参加して来ました。
現地とオンラインで約300名の参加という盛況ぶりでした。本来ならどこか保養所などに泊まって、参加者で夜遅くまで語り明かすのが常でしょうが、感染防止の観点から今はそれも叶わないですね。
 それでも夜は懇親会があったりと活気にあふれていました。
 どちらかというと、若手のメンバーが前面に立って司会をやったり発表をしたりします。吃音者にとっては苦手なことだけど、どもってもいいじゃん!の気持ちでチャレンジするわけです。その中でもマイメッセージと言って、事前に申し込みの希望者が100人程の前で演台に立ち、約5分程のスピーチをするのは吃音じゃなくても緊張すると思います。最後に発表した彼は普段なら何のことなく話せるのに、かなり詰まってしまい、きっと準備して来た何分の一も話せなかったと思いますが、投げ出す事なく最後まで話し続けました。諦めず、頑張って、言葉は少なかったかもしれませんが自分の思いを伝える事が出来ました。じっとそれを見守っていた人達も心の中で祈るような気持ちだったと思います。
 吃音のある方にとって吃音は治したいけど簡単に治るものでもないですね。苦しみながらも同じ仲間がいて励ましあったり、つまづいてとても落ち込む事があっても、また前を向いて立ち上がる支えになっていると思います。どもったり失敗があってももっと大切な何かがある。そんな事を今回の大会では教えてもらった気がします。
 よこはま言友会、これからも応援しています。  nuku
    このエントリーをはてなブックマークに追加

かんせんは サッカー楽し コロ怖し

nuku 
    このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは、nuku-nukuです。10月9日(日)によこはま言友会さんと合同の川崎例会に廣瀬カウンセリングとして参加して来ました。

よこはまで11名、廣瀬から3名の参加で、リクエストのあった「自分が抱えている吃音の悩み」をテーマに話し合いを行いました。
今回面白かったのは、「大人数の前だとどもりやすい・少人数や親しい人だとどもりにくい」と言った人もいれば、その逆の人もいました。私は前者なのですが、後者の人は「大人数で知らない人ならどもっても関係ない・よく知っている人の前だとどもりたくない、バレたくない」と話していました。両方とも理解できます。

同じ吃音でも、本読みが得意な人と苦手な人も約半々でした。
何か、刺激になっているもの=条件が人それぞれ違うわけですね。

あと新鮮だったのは、なにか感じたことを話して下さいとの言葉に、すぐ反応して答えてくれたことです。前頭葉がもりもりじゃんって心の中で思っていました。

今回、一緒に参加してくれたキャメロンさん、えぬさんの協力があって今回無事に行う事ができました。
また、よこはまの皆さん、事前の告知から当日の準備までありがとうございました!二次会も楽しかったです!

 にほんブログ村 メンタルヘルスブログ どもり・言語障害へ 
【↑各ランキングに参加中!クリックして頂ければ嬉しいです!↑】

    このエントリーをはてなブックマークに追加

 nuku-nukuです。kikiさん、ありがとうございます。もう体の方はほぼ元に戻りましたので大丈夫です。ご心配お掛けしました。

さて、今日はタイトルにもあるバイトCMについてです。よくTVで流れてるので見られた方も多いと思います。吉沢亮くんとみちょぱが時代劇風の格好で出てくるやつです。

 最初見た時、吉沢亮くんが最後にマ、マ、マイ、マイ、マイナビバイトー!と叫んでいるので目に止まってしまいました。すごいどもってるし。ちょっと嫌だなと。

でも何度か見てるうちに、バイト探しで町中色々と苦労して探しているのに、みちょぱが携帯アプリでいとも簡単にバイトを見つけていて、とても素晴らしいものを知った驚きで、ハンサムな顔を歪めてまで大きくどもっているのです。何だかかわいくて、純な感じがするし何だか親しみを感じました。

 以前ハクビシンさんがどもってる自分がかわいいと言われていて、それとも似ているなと思いました。

 吃音って嫌な面だけ見てるとどんどん嫌になっていくけど、見方を変えて見ると、かわいかったり真剣だったり純粋だったり、他人から見たらそんなに嫌な感じは受けないのでは、と感じました。嫌な感じどころか逆に真面目で純粋で良い印象を受けるのかもしれません。

 皆さんは見られた方はどう感じましたか?

 にほんブログ村 メンタルヘルスブログ どもり・言語障害へ 
【↑各ランキングに参加中!クリックして頂ければ嬉しいです!↑】

    このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは。nuku-nukuです。

続けての投稿になりますが書きたいことがあります。

この度二週間ほど入院していてそろそろ退院の目処がついてきました。手術があって無事に済み、日に日に回復しています。その最中に丸5日間ご飯を絶食していました。3日目、4日目と日が経つにつれ力も出なくなり、5日目などは歩いてもふらつくので一日中ベッドにいたような感じです。昔、戦で兵糧攻めに合うのはこのような事かと少し感じることができました。

ようやく先生の許可が出て6日目のお昼ご飯を食べた時、もう満足感と五臓六腑に染み渡るような感じがありました。横になって食休みしていて、体中がぽかぽか暖かくなり血が全身を駆け巡っているのがわかりました。体中の細胞が栄養を取りに行ってる感じでした。

この話しを皆さんに聞いてほしいと思っていて、でも吃音に結びつく事がありました。教室で皆と一緒に朗読している時です。一人で読む時と違って、安心感があり、余計な力も入らずゆったりしていて心地よく読めます。力みやすい出だしの音もすんなり出ます。この状態と似ていると感じました。

同じ自分であるにも関わらず本読みが苦手だと、出だしの音がすんなり出るか予期不安があり、先回りして苦手な言葉の場所を確認したり、また一気に読んでしまおうと早口になったりします。また一度つかえると色々な負の思いが頭をよぎって飛び交います。読んだ後力が入っていてとても疲れる感じもします。

本当に大きな違いです。高い境地の所から低い方を見ている時もきっと同じようなのだと思います。

今日は本読みで皆と一緒に朗読している時の、力みのない心地よい感じを中心に考えてみました。

 にほんブログ村 メンタルヘルスブログ どもり・言語障害へ 
【↑各ランキングに参加中!クリックして頂ければ嬉しいです!↑】

    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ